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映像が美しい映画「海辺の家」Life as A houseあらすじと感想

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こんにちは!おたくトラベラーAyuです♪

2002年に公開した時からずっと心に残る作品「海辺の家」をご紹介

心に残る映画を聞かれる時、頭に浮かぶこの作品を2022年にふと「また観たいなー」と思い、U -NEXTで鑑賞。久しぶりに観ても、とても素晴らしい作品で家に置いておきたい作品なのでDVDを購入しました。

作品情報

公開日:2002年7月20日
上映時間:126分
制作国:アメリカ
配給:日本ヘラルド映画
原題:「Life as A House」

スターウォーズでアナキン・スカイウォーカー役をしている若手俳優のヘイデン・クリステンセンはこの「海辺の家」でゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネート!

2002年は「ムーラン・ルージュ」「ビューティフル・マインド」なども上映されていて、映画めちゃくちゃ観てましたなー♪

「海辺の家」は夕陽の美しい映像と波音が印象的な作品です

概要

長年勤めていた建築事務所を解雇され、おまけに末期癌で余命3ヶ月を宣告された主人公のジョージが、人生の残りを離婚した後に疎遠になった息子と家を建て、人生の最後に何かを残そうと奮闘するお話。

ベタな家族人情ものストーリーかと思いきや、映される景色や流れる音楽は素晴らしく、たまにドロッとした恋愛状況などもあって飽きないストーリー展開。

人間はいつか死ぬものと知っているけど、もし自分が同じ立場になったら何を考えるかな。。。と考えさせられる作品です。

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心に残るセリフ集 ネタバレあり

この映画は翻訳もとても素晴らしい。心に響く日本語の言い回しがとても気に入ってます。

後悔しても、何も未来は開けない

劇中セリフ
「Hindsight. It’s like foresight without a future.」

結婚してからの1年目は、ジョージも元妻のロビンに夢中だったっと告げた後に言った言葉・・・

深いですね、「あの時あぁしていれば」「こうしていれば」なんてこと多々ありますが、起こってしまったことを悔いても何も始まらない。そう思わせる言葉です。

昔ほど起こったことをことを後悔する事はなくなりましたねー。これも人生経験を積んで、心が豊かになった証かな?と思いたいです。

人はゆっくり変わる・・・だが突然変わることもある

劇中セリフ
It can be so slow that you don’t know…that your life is better or worse until it is.

Or it can just blow you away. Make you something different in an instant.

It happened to me.Build this house with me.

息子のサムがジョージに怒鳴りかけている側で、警察の対応を淡々として、トイレの囲いや窓を作っている頑固者のジョージの場面。

人は大抵自分も知らずうちにゆっくり変わっていくもので、変わってから気づくこともあるが、突然変わることもある。ジョージ自身がそうであるとサムに語りかけ「一緒に家を建てよう」とサムに語りかけるやりとりは心がとってもあったかくなる

この辺りから、サムの心がゆっくりと変わっていく変化を演じているクリステンセンも本当に素晴らしい。

何万回“愛してる”と言っても、愛だけで男と女の仲は成立しない

劇中セリフ
But the truth doesn’t set us free,Robin. I can tell you I love you…as many times as you can stand to hear it…and all that does,the only thing is remind us…

love is not enough. Not even close

ロビンがジョージに自分に対する想いを確かめたいと言い、それに対してジョージは「もちろん今でも愛している」と。ただ、その言葉が何の意味があるのか?男女の間でお互い色々な状況があり「愛している」という言葉と感情だけでは成立しないものだな、とリアルな現実を伝えていて寂しいと同時に、その一瞬の大切さをしみじみ感じました。

大切なひとときを、宝物のように大切にしようと思います

悪いことが良いことを導くことがある

劇中セリフ
Sometimes things happen for a reason, you know?

ジョージがサムに、癌と闘っていると告げた時の言葉。。。ジョージ自身が一番受け入れたくない事実だけど、息子のサムに愛してもらいたくて夏を過ごしていることを、サムにわかってもらおうと伝える場面。

この言葉がまた最後に出てくるシーンがいいんです。軽やかに父親の言っていたことを発するサムが愛おしくてたまりません!

サムのセリフは
Everything happens for a reason.

感想 ネタバレあり

公開当初はちょうど高校生。映画館で号泣し、内容がとても印象的だったのを20年間ずっと記憶にありました。

海を見下ろす断崖にある家。という設定がまたとても美しくて素晴らしい。世界の果てにある家って感じ?で格好いいし景色が最高です!

最後の最後に伏線回収があるのがまた面白さを深めていました「カタリナ島まで流されてきた」とか「悪いことが良いことを導くことがある」とか。

美しい景色、波の音、シーンごとの劇中歌全てがマッチして癒しもあるけど、それだけではなく感情が掻き立てられるような気持ちになるのがこの作品の素晴らしさ

内容結構ドロドロ系の恋愛事情とかもあって「え?!」と感じるリアルな部分もあり(笑)

20年以上経って観ても、あの時感動が蘇るし、今の年齢だからこそ感じることもあって、どの年代の方にもおすすめできる作品です。

映画のロケ地はアメリカのロングビーチあたりで、またひとつ世界で行きたい場所ができた♡

ポイント・ヴィチェンテ・ライトハウス
Point Vicente Lighthouse